アタランタがミランを下す
ミランは6日、セリエA第15節でアタランタと対戦し、1−2で敗れた。パウロ・フォンセカ監督は試合後、『スカイ』のインタビューで審判への不満を爆発させていたが、アタランタ側は正当なものだと確信している。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は『スカイ』のインタビューで、フォンセカ監督の発言について意見を求められると、次のように語った。
「試合そのものではないことを話題にしようとしているのであれば、それはそれで構わない。私としては、全くそういった感覚はないよ。デ・ケテラールのゴールは見事だった。空に飛んでいたかのようだったね」
「我々のパフォーマンスに注目したい。私は、この勝利にふさわしかったと確信を持っている」
デ・ケテラール「僕的には全くファウルじゃない」
古巣から先制点を決めたシャルル・デ・ケテラールも『スカイ』でコメントを残した。
「ミランからゴールを決められてうれしい。ただ、チームの勝利が一番大事だね。リベンジなんて気持ちはないよ」
「ミランは抗議をしていたけど、僕としてはただ上にジャンプして、自然と手の位置があそこにあったというだけなんだ。僕的には全くファウルじゃない」
アタランタでのデ・ケテラールの急成長には、どのような理由があるのだろうか。
「いくつかの要因がある。みんな理由を1つだけだと思いがちだけど、そうじゃないんだ。1つ挙げられるのは、イタリアにきて時間が経って適応が進んだことだね。そしてプレースタイルの違いもある。いまはより高い位置で自由にプレーできている。そのおかげで、より重要な存在だと感じられるんだ」