ユヴェントス戦で0−0のドロー
ミランはセリエA第13節でユヴェントスと対戦し、サン・シーロで0−0と引き分けた。『トゥットスポルト』が、エメルソン・ロイヤルに対するブーイングの意味に言及している。
勝たなければいけなかったはずのユヴェントス戦で攻撃の形をつくれず、得点を奪えなかったミラン。特に激しいブーイングがあったのは、84分に交代したエメルソン・ロイヤルに対してだった。
エメルソン・ロイヤルは今年夏に加入したが、まだファンの信頼を勝ちとるパフォーマンスを見せられていない選手で、多少のブーイングは予想の範疇と言えるだろう。
しかし、『トゥットスポルト』は、このブーイングが単なる選手批判にとどまらないと指摘している。
幹部への不満が背景に?
エメルソン・ロイヤルへのブーイングの裏には、ミランのクラブ運営に対する不満も隠されていると同紙はにらんでいる。今年夏、アントニオ・コンテを招聘する可能性もあった中で、ディレクター陣はパウロ・フォンセカ監督を選択。この決定に疑念を抱くファンも少なくない。
新加入選手の中で特にパッとしないのがエメルソン・ロイヤルということで、フロントの分までブーイングを浴びているのかもしれない。