スクデットレースに残るには勝利が必須、フォンセカの策は…
23日に行われるセリエA第13節ではミラン対ユヴェントスのビッグマッチが予定されている。ミランのパウロ・フォンセカ監督は、4−3−3で準備を進めているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が20日に伝えた。
ミランは不安定な守備をどうにかしなければいけない状況で、フォンセカ監督は4−3−3を検討しているという。タイアニ・ラインデルス、ユスフ・フォファナ、ルベン・ロフタス=チークを並べる形で、中盤の守備を強化する狙いがあるようだ。
従来の4−2−3−1も捨てていないようだが、この場合もロフタス=チークをトップ下に置き、クリスチャン・プリシッチを右に置くことも視野に入れている。こちらについては、代表ウィークの日程が終わって全員がそろう21日の練習から試すことになるとのことだ。
最終ラインは、現時点でフィカヨ・トモリの先発がほぼ確実で、パートナーがマッテオ・ガッビアかマリック・チャウのどちらかという選択肢となっているようだ。
ミランは現在、セリエAで7位に位置しているが、6位のユヴェントスとは勝ち点6差と大きく離れている。このため、勝利以外の結果ではスクデットレースから脱落する可能性があり、なんとしても勝ち点3を手にする必要がある。