ガゼッタは信頼を強調、一方で「日を追うごとに悪化」とするメディアも
ミランのラファエル・レオンは、これから再びチームの中心になれるだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』と『コッリエレ・デッロ・スポルト』が10月31日、パウロ・フォンセカ監督との関係に触れた。
ミッドウィークのナポリ戦で先発を外れたラファエル・レオンは、次節モンツァ戦の出場が濃厚だ。ここでどんなパフォーマンスを見せるかで、今後の扱いが変わってくる可能性がある。
『コッリエレ』は、レオンの不調がフォンセカ監督との関係に起因しているとし、ステファノ・ピオリ前監督のもとでは自由にプレーできたが、今季は守備のタスクが増え、攻撃に専念できなくなっていると指摘した。
フォンセカ監督は、ラファエル・レオンを変えようと試みてきたものの、いまのところ成果はなく、「むしろ関係は日を追うごとに悪化している」とした。
一方で『ガゼッタ』は、フォンセカ監督がチームや家族と同じようにラファエル・レオンを支える立場を取っていると報じた。両者の相性が戦術的には必ずしも良好ではないものの、指揮官はチームの質を高めるためにラファエル・レオンを重要視しており、モンツァ戦での起用は「ラストチャンス」ではなく「ラストダンス」だと述べている。
ナポリという強敵相手に先発を外れたラファエル・レオンが今後どのように扱われるのか。彼の攻撃面での能力の高さは周知の事実であり、モンツァ戦でのパフォーマンスに注目が集まっている。