ラファエル・レオン外しは「我々の間に問題はない」
ミランは29日、セリエA第10節でナポリと対戦し、0−2で敗れた。パウロ・フォンセカ監督が、『DAZNイタリア』と試合後の会見で記者の質問に答えた。『MilanNews』が取り上げている。
【ミラン採点】首位ナポリに無得点で敗北…。低評価目立つ中で好印象だったのは?
欠場者が多すぎたのか
「プレーした選手たちは良いパフォーマンスを見せてくれた。言い訳はしたくないし、全ての選手を信頼している。重要な選手が欠けていると言うことはできるが、彼らがいたからといって今より良い結果が出たかどうかは分からない。出場した選手たちはしっかりやってくれた」
シーズン序盤の総括
「もう少し勝ち点が欲しかったというのが本音だ。プレースタイルの変更にこれほど苦労するとは予想外だったが、変化が見えてきている。相手は2回のチャンスで2得点したが、こちらはポジティブなプレーを多く見せた。決定機での得点が足りなかったが、チームの成長を重視している。守備を改善する必要があるが、今日のような質の高い攻撃を見せたチームは他にいないと思う」
ラファエル・レオンのモチベーションづけ
「細かいことは話したくないが、選手たちと接する方法は様々だ。我々の間に対立はないし、これは監督の選択に過ぎない。選手を様々な形で励ますが、最終的には選手自身が正しい献身を持つかどうかだ。お願いするつもりはない」
レオンについての発言なのか
「献身について話すとき、レオンを指していたわけではない。3人のウイングを使うのは難しい。プリシッチはレオンのポジションではなく、オカフォーがそこに入れる。今日のレオンは良いプレーをしてくれたし、良い返答を見せてくれた。オカフォーも良いプレーをしたので、難しい判断だ。レオンがスタメンに戻りつつあることが一番のポジティブな点だと思う」
目標は依然としてスクデットか
「難しい状況でもプレー内容や反応を見た上で、目標がスクデットであることは変わらないと言える。まだ9試合しかしてないし、9試合でタイトルが決まったことはない。目標は良い結果を積み重ね、タイトル争いに加わることだ」
ミランには前線と後方に常に何かが欠けている?
「懸念としては、ナポリのような相手に対して防げたはずのゴールを許した点だ。それでもゴールを狙い、チャンスをつくったが、最後の判断の質を上げる必要がある。チームは常に良いプレーをしてボールを奪い返し、ナポリの攻撃を封じたが、チャンスを活かしきれなかった」