UEFAチャンピオンズリーグでクラブ・ブルージュと対戦するミラン
ミランは22日にUEFAチャンピオンズリーグでクラブ・ブルージュと対戦する。パウロ・フォンセカ監督が、試合前日会見に臨んだ。『MilanNews』などがその様子を伝えている。
明日からCLで正しい道に進めるのか
「我々が望んでいることだね。この大会は別物で、ここまではヨーロッパ最強クラスのチームとの試合だった。リヴァプール戦は苦しみ、レバークーゼン戦は後半に質を見せられた。勝てていないが、成長の兆しを見せた。クラブ・ブルージュは強いチームで明日も難しい試合になる。ただ、この大会で成長を続けるために勝たなければいけない」
ラファエル・レオンとテオ・エルナンデスは?
「明日は先発する。彼らには、ほかの選手と同じように、ミランの勝利のためにベストを尽くすことに期待している。これは彼らにとって普通の状況だよ」
過密日程だが、明日はヨビッチとエイブラハムが不在。前線はアルバロ・モラタとフランチェスコ・カマルダのみ。1月に補強は?
「私は今の選手たちに非常に満足している。エイブラハムとヨビッチがいないのはイレギュラーで、普段は選択肢があるし、カマルダもいる。このポジションに関して、他の選手を必要としているとは思わない」
ガッビアのコンディションは?
「今日の練習に参加した。明日の試合に出場する。今は多くの試合が続くから、ローテーションをするために全選手が起用可能であることが重要だね。私は全ての選手を信頼しており、この時期に全員が重要な役割を果たせると思っている」
明日のカピターノはテオ・エルナンデスか
「まだ決めていない。今日考える。テオは候補の一人だ。良い感じで練習をこなしており、調子はよさそうだね」
ウディネーゼ戦のストラヒニャ・パブロビッチをどう見た?
「ガッビアの明日のパートナーを知りたいということでいいかな(笑)。いや、プレーしないよ。パブロビッチは、これまでと違うクラブでやっている。プレースタイルが違うんだ。最初は良いプレーもあったが、守備面で改善すべきポイントもあった。そこに取り組んできていて、ウディネーゼ戦でも成長が見られたと思う。彼は常に先読みして動こうとする選手だが、我々はバランスを求めている。だいぶ良くなっているが、もっと成長が必要だ。完璧ではなかったが、良いパフォーマンスだったね」
サムエル・チュクウェゼは先発か
「もう明日のメンバーを全て言うよ(笑)。メニャン、、エメルソン、ガッビア、トモリ、テオ、フォファナ、ロフタス=チーク、ラインデルス、プリシッチ、レオン、モラタだ」
ウディネーゼ戦でラインデルスが退場となったシーン
「状況の確認を選手たちと行った。我々がもっとも良くなっている部分の一つが守備面だ。チームはコンパクトで、合理的にスペースを埋められるようになった。選手たちは常に個人のマークを意識していたから、そこを変えるのが難しかった。もちろん、過去を否定しているわけではないよ」
「ティジの場面は、パブロビッチの背後にスペースがあったため、相手に寄せるべきではなかった。相手にそこでボールを持たれても危険ではないからだ。そういった瞬間に、無意識に寄せてしまうことを改善しなければいけない。そういったことを話し合った。起こり得ることだが、学んでいかないとね」
ボックス・トゥ・ボックスの定義
「今日のサッカーは、どの選手も攻撃と守備の両方ができなければいけない。たとえば、トッテナムのソン・フンミンはウイングの選手だが、彼もまたボックス・トゥ・ボックスの選手だ。一般的には中央の選手がボックス・トゥ・ボックスと言われるが、実際には全ての選手がボックス・トゥ・ボックスなんだ」