昨季の騒動が遺恨を残した?
19日に行われたセリエA第8節でミランはウディネーゼをサン・シーロに迎え、1−0で勝利を収めた。この試合でウディネーゼのティフォージが掲げたメッセージに注目が集まっている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
記事によると、ウディネーゼのサポーター席で試合中に「今日は挨拶だけ。ウーディネでは正当な敬意を」と書かれた横断幕が掲げられたという。同紙は、これがミランGKマイク・メニャンに対する皮肉を込めたメッセージではないかと想像している。
メニャンは昨シーズンのウディネーゼ戦で人種差別的なチャントの標的にされたとして、主審に介入を要求。その後も差別チャントが続き、試合が一時中断となった。これは大きな騒動となり、ウディネーゼは差別に対して厳しい姿勢を示したが、問題を起こしたとされる一部のティフォージは、自分たちに差別的な意図はなかったと主張していた。
こうした背景があり、ウディネーゼのティフォージはメニャンに敵意を持っており、2025年3月に開催予定のホームでのミラン戦で反撃することを予告したのかもしれない。