レッチェ戦でリーダーの自覚を見せたエース
ミランは27日のセリエAでレッチェに勝利し、良いムードが続いている。特に、ラファエル・レオンがこれまでにないほど献身的だったことは、その象徴かもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がミランの復調に触れた。
ラファエル・レオンは今季、ピッチ上での活躍がイマイチで、クーリングブレイク騒動でも話題になった。ティフォージの中にも疑問の声は多い。だが、レッチェ戦ではテオ・エルナンデスのゴールをアシストするなど攻撃面での活躍に加えて、守備にも貢献しており、文句の付けようがないプレー内容だった。
同紙のルイジ・ガルランド記者は、パウロ・フォンセカ監督がラファエル・レオンにキャプテンマークを託したことがポイントとみており、次のように記した。
「フォンセカはキャプテンマークを託した。これはまるで、先生が一番落ち着きのない生徒に学級委員長の役割を与えて、責任感を持たせるやり方のようだ」
「これはよく効果を発揮する。レオンにも効果があり、彼は素晴らしい試合を見せ、普段ならしないような守備にも積極的に参加し、退場したバルテザーギをサポートし、チームのために全力を尽くしていた」
ラファエル・レオンからムラがなくなれば、どのチームからも恐れられる存在になるはず。フォンセカはエースのコントロールに成功したのだろうか。
