インテル撃破の立役者にイタリアメディアが称賛の嵐
ミランのマッテオ・ガッビアは、22日に行われたセリエA第5節のインテル戦で決勝点を挙げた。この活躍にミラニスタだけでなく、メディアからも賛辞が相次いでいる。
ガッビアは守備面で安定したパフォーマンスを発揮し、ラウタロ・マルティネスに自由を与えなかった上、決勝点をもたらした。
そのためイタリア各紙の採点は高く、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は7.5点を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選出。「エリア内で突破を許さず、常に先手を取っていた。スパレッティの目の前で2-1のゴールを決め、忘れられないダービーにした」と絶賛した。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』も7.5点をつけ、「インテルの同点ゴールの場面では少しミスがあったが、後方で圧倒的な支配を見せ、頭で決勝点を決めた」と寸評。さらに『トゥットスポルト』では8点がつけられ、「フォンセカはパブロビッチよりもガッビアを選び、彼はそれに応えた。見事な守備を幾度も見せ、クルヴァ・スッドで歓喜をもたらすゴールを決めた」と称賛されている。『コッリエレ・デッラ・セーラ』でも8点がつけられた。
この試合でミランは、ストラヒニャ・パブロビッチを外してガッビアを起用。前日の練習ではガッビアとパブロビッチ、ガッビアとフィカヨ・トモリのコンビが試されていたとされており、センターバックでガッビアが最も高い序列に位置している可能性がある。
昨季、ビジャレアルへのレンタルを経験した生え抜きのガッビアは、一時はミランでの出世街道から外れたようにも見えたが、今やティフォージのアイドル的存在となっている。