「あんたは誰を指導してきた?」
ミランは、もともと一枚岩ではないのかもしれない。20日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がパウロ・フォンセカ監督招へいの舞台裏を伝えている。
ミランは2024/25シーズン開幕から5試合で1勝しかできておらず。22日のインテル戦で結果を残してもパウロ・フォンセカ監督の立場は安泰ではないかもしれないと言われているところだ。
『ガゼッタ』によると、ミラン内部には2つの派閥がある。1つはエリオット・ファンド派閥で、こちらはリールの経営にも関与しており、その縁でリールを率いていたパウロ・フォンセカ監督に興味を持ったとのことだ。
ただ、対立するジェリー・カルディナーレ派閥は、フォンセカ監督の招へいに前向きではなかったのかもしれない。同派閥で絶対的な影響力があるイブラヒモビッチは最初にフォンセカと会談した際、最初に「あんたは誰を指導してきたんだ?」と冷ややかに接したという。
その後、成績不振で両者の関係はさらに悪化したそうで、監督交代が噂されるまでの事態になっている。
イブラヒモビッチはこの数日でチームに対する姿勢を変えたとも言われている。クラブで一丸となってインテル撃破を成し遂げられるだろうか。