ラファエル・レオンの孤立は「準備したもの」
ミランは17日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節でリヴァプールと対戦し、1−3で敗れた。パウロ・フォンセカ監督が試合後の会見と『スカイ』でコメントを残した。『MilanNews』が伝えている。
ファンからの批判について
「態度が問題だったとは思わない。我々は守備も攻撃も良いスタートを切った。でも、相手が2点目を取った後、感情的にバランスを崩してしまい、そこからチームはリヴァプールのようなチーム相手だと致命的になるミスをし始めた。正直言って、リヴァプールは今の我々より強いし、現時点では彼らの方が上だ」
最大の問題は？
「まだ選手たちとは話していない。問題はいくつかある。状況が良いときは、チームはやる気を持ってプレーしてうまくいくけど、問題が生じると、同じように勇気を持ってプレーできなくなる。守備面での脆さが目立つし、1対1では常に苦戦している。明らかに難しい局面が多い」
ミラノダービーまでに解決できるか
「ひたすら練習すること、試合を見返して良かった点とミスした点を見せることが大事だろう。今回のようなレベルの大会では、あまりにも簡単にゴールを許した。唯一の解決策は、ただひたすら取り組んで改善することだ」
ミランと契約した時、こんなにタフな仕事になると思っていたか
「ここに呼ばれたのは、チームのプレースタイルを変えるためだ。今もそれをやろうとしている。難しいだろうということは分かっていた。大きな変化はいつも困難で、今も簡単には進んでいない。かなり大きな変化だからね。でも、最初の日と同じくらいの強さを持っている。結果が思うように出ていないし、時間もないことは理解している。でも私がここにいる理由は、自分のプレースタイルをチームに導入するためだし、それを今後も続けていく」
セットプレー時のマーク
「1点目では、ファン・ダイクともう1人のセンターバックに対してマンマークをしていた。試合に向けて、2人のセンターバックは個別にマークする準備をしていた」
ラファエル・レオンへのパスが少なかった
「限られた時間の中で準備したことの一つだ。右サイドのスペースを使い、ロングパスでレオンに送り、1対1の状況を活かすことを狙っていた」
タイアニ・ラインデルスやルベン・ロフタス＝チークをインサイドハーフで使わなかった理由
「すべての意見を尊重する。しかし、我々にはさまざまな戦術的な選択肢があると思う。中盤の選手たちの特性を最大限に活かす方法を模索している。ラインデルスはフォファナの近くでプレーするタイプの選手ではないと考えているし、2人の中盤での布陣が好ましい。実際、その形で最も危険な場面を作り出したと思う」
