「このタイミングでその話題は失礼」
マウリツィオ・サッリが、監督業再開に意欲を覗かせた。11日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で語っている。
サッリは昨季途中にラツィオの監督を辞任し、現在はフリーとなっている。今年の夏はセリエAの多くのクラブが監督交代を行ったが、サッリには良い話がなかったようだ。
ただ、サッリは早い段階で監督業に復帰したいと考えているようで、「1月より前に復帰したい。状況やオファー、モチベーションによるだろう。アドレナリンが出るような話があるかが大事だ」とコメント。「私はまだ監督を続けたいし、最終章に入ったなんて思っていない。何かを与える力があると信じている。若手監督が流行っているとしても、昨季のヨーロッパカップ戦でタイトルをてにした監督はみな私と同世代だ」と語った。
スタートダッシュに失敗した上位クラブと言えば、ミランを思い浮かべる人は多いだろう。「私がミランの監督に? このタイミングでその話をするのは失礼だろう。リスペクトは大事だ。パウロ・フォンセカは優れた監督で、人として魅力的だ。彼の道は始まったばかりで、彼は落ち着いて取り組む権利があるだろう。強いチームがあり、これからポジティブな方向に向かう可能性は十分にある」とサッリは語り、監督業に復帰したいと語りながらも、特定のクラブが不振に陥ることを願っているわけではないとした。