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【ミラン採点】追いついてドローも課題はたくさん…。ラツィオ戦の高評価・低評価は?

ハイライトやマメ知識も

ミランは8月31日にセリエA第3節でラツィオと対戦し、2−2の引き分けで試合を終えた。イタリアメディアの選手採点や試合に関するマメ知識を紹介する。

ラツィオ戦の採点

マイク・メニャン

  • MilanNews: 6 – 試合序盤でトモリとともに危険な場面を招いたが、徐々に試合に入り込んだ。ラツィオの2得点にはあまり関与できなかったが、2-2で迎えたディアの好機では良いポジションを取っていた。
  • TMW: 6.5 – 失点シーンでは関与できなかったがカステジャノスの近距離シュートを防いだ。
  • スポルトメディアセット: 5.5

エメルソン・ロイヤル

  • MilanNews: 5 – ザッカーニに股抜きを許した。序盤は良いプレーを見せるが、チュクウェゼが退いた後はヌーノ・タバレスに苦しむ。
  • TMW: 5 – 初先発でザッカーニにトンネルを許し、後半はヌーノ・タバレスに翻弄された。
  • スポルトメディアセット: 5
テオ・エルナンデス(→70分)
  • MilanNews: 6.5 – ラファエル・レオンとともに試合を動かした。

フィカヨ・トモリ

  • MilanNews: 5 – 試合序盤でメニャンと危険な場面を招くも、その後改善。後半は再び不安定に。
  • TMW: 6 – カステジャノスに抜かれるも、その後はチームのコンパクトな守備に助けられた。
  • スポルトメディアセット: 6

ストラヒニャ・パブロビッチ

  • MilanNews: 6.5 – 試合開始早々にピンチを救い、セットプレーから得点を挙げた。守備で多くの場面をカバーしたが、ラツィオの2得点には対応しきれなかった。
  • TMW: 6.5 – 試合開始2分でゴールライン上でピンチからチームを救いを守り、さらにセットプレーから得点。しかし、ラツィオの2得点ではカステジャノスとディアに先を越された。
  • スポルトメディアセット: 6.5 – 1時間以上にわたり圧倒的な支配力を見せ、得点で試合を動かした。守備面ではほとんどの場面を抑えたが、試合終盤にはミランの守備が崩れ、ラツィオの2ゴールを許した。

フランチェスコ・テッラッチャーノ

  • MilanNews: 5 – 前半は堅実なプレーを見せたが、後半は明らかなミスを犯し、ラツィオのゴールを許した。
  • TMW: 5.5 – サプライズ起用により不安定な場面が多かったが、時折光るプレーも見せた。
  • スポルトメディアセット: 5.5

タイアニ・ラインデルス

  • MilanNews: 5.5 – 前半は良いプレーを見せたが、後半はミスが目立った。(70分 6 – リズムを作り出すプレーを見せた)
  • TMW: 5.5 – 特に守備で目立った活躍はなかったが、常にパスの選択肢を提供した。(70分 ムサ 6 – バランスを保ち、サポート役として機能した)
  • スポルトメディアセット: 5.5
ユヌス・ムサ(→70分)
  • MilanNews: 6 – リズムを作り出すプレーをした
  • TMW: 6 – バランスを保ち、サポート役として機能した

ユスフ・フォファナ

  • MilanNews: 5.5 – 前半は多くのインターセプトを見せたが、後半はミスが多かった。
  • TMW: 6 – 実力を見せつけたが、全てが完璧というわけではなかった。イエローカードを受けた後も奮闘。
  • スポルトメディアセット: 5.5 – ミランのバランスを保つ役割を果たし、前半は良いプレーを見せたが、後半は混乱し、ラツィオに2度のボールを失うミスを犯した。

サムエル・チュクウェゼ

  • MilanNews: 5 – ミランは左サイドに偏った攻撃が多く、存在感を発揮できなかった。
  • TMW: 5.5 – ゴールに絡む機会が少なかった。
  • スポルトメディアセット: 5
ラファエル・レオン(→70分)
  • MilanNews: 7 – 入ってすぐにゴールを決めた
  • TMW: 6.5 – 試合の流れを変え、ゴールも決めた
  • スポルトメディアセット: 7 – 1週間にわたって非難されてベンチスタートとなったが、30秒でゴールを決め、テオ・エルナンデスとエイブラハムとの連係で結果を出した。迅速な返答だったが、クーリングブレイクを「欠席」した場面は、まだ難しい時期と緊張感を感じさせるものだった。

ルベン・ロフタス=チーク

  • MilanNews: 5 – 守備と攻撃の間をつなぐ役割を果たしたが、後半に失速した。
  • TMW: 5.5 – ミランの中盤で重要な役割を担ったが、後半に大きく失速した。
  • スポルトメディアセット: 5.5

クリスティアン・プリシッチ

  • MilanNews: 6.5 – 試合を通じて安定したプレーを見せ、ゴールの起点にもなった。
  • TMW: 6.5 – 一貫したパフォーマンスを見せ、セットプレーからゴールを演出。
  • スポルトメディアセット: 6

ノア・オカフォー

  • MilanNews: 6 – 試合を通じて積極的な動きを見せたが、決定力を欠いた。
  • TMW: 5.5 – 中央での役割に苦しみ、左サイドでプレーを試みた。
  • スポルトメディアセット: 5.5
タミー・エイブラハム(→70分)
  • MilanNews: 6.5 – 入ってすぐにレオンのゴールを演出
  • TMW: 6.5 – 難しい状況で入ってすぐにレオンのゴールを演出

パウロ・フォンセカ監督

  • MilanNews: 5 – 試合の流れをコントロールしきれず、後半は特に苦しんだ。レオンとテオの行動はチーム内の緊張感を象徴するものだった。
  • TMW: 6 – 困難な状況でも、勇敢な選択をしたが、チーム内の緊張が見え隠れした。
  • スポルトメディアセット: 5.5

マメ知識

『スポルトメディアセット』より

  • ミランは、2011/12シーズン以来初めて、セリエAのシーズン最初の3試合白星なし。(そのシーズンも2分け1敗)
  • ブレイユ・ディアは、欧州5大リーグで50ゴールを記録(そのうち21ゴールはラツィオとサレルニターナ)。
  • タティ・カステジャノスは、今シーズンのセリエAの最初の3試合で2ゴールを記録。昨シーズン35試合で達成したゴール数の半分に相当。
  • ミランは、直近のリーグ戦5試合で白星なし(3分け2敗)。セリエAでは2017年3月から5月にかけて以来。
  • ラツィオは、過去7試合のうち4試合で引き分け。それ以前の13試合では引き分けが1度もなかった(7勝6敗)。
  • ミランは、1983/84シーズン以来初めて、セリエAのシーズン最初の3試合すべてで2失点以上を記録。
  • 2004/05シーズン以降、ヌーノ・タバレスは、ミランとの試合で2アシストを記録した3人目の選手。以前の2人は、ステファノ・マウリ(2011年9月ラツィオ)とダビド・ピサーロ(2009年5月ローマ)。
  • ヌーノ・タバレスは、2018年4月18日にフィオレンティーナ戦でアダム・マルシッチが記録して以来、ラツィオのディフェンダーとしてセリエAで2アシストを記録した最初の選手。
  • ストラヒニャ・パブロビッチは、ミランのユニフォームを着てセリエAでゴールを決めた2人目のセルビア人ディフェンダー。前例としては、2023年12月17日のモンツァ戦でヤン=カルロ・シミッチがゴールを決めている。
  • パブロビッチのゴールはヘディングばかり。この試合だけでなく。2022年からの20年間ザルツブルクでオーストリア・ブンデスリーガ4ゴールを挙げているが、すべてのゴールがヘディングだった。
  • クリスチャン・プリシッチは、セリエAの直近4試合で2アシストを記録。以前の18試合での合計と同じ数。セットプレーからのアシストは初。

試合後の談話

●コスタクルタは「異常」とバッサリ
●テオ・エルナンデス「僕たちはクーリングブレイクが必要じゃなかった」
●フォンセカ「ありもしない問題を生み出さないように」

ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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