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ミラン、悪いのはフォンセカだけ? 「ムサはもう使いたくない」と解説者

「どうするべきか分からない」は「そのレベルの選手ではない証明」?

セリエA第2節でパルマに敗れたミランが酷評されている。注目を集めたユヌス・ムサ発言について、『カナレ5』の番組で解説者のマッシモ・マウロがコメントした。

カンピオナート2戦目で敗れるのはあり得ないことではないとしても、パウロ・フォンセカ監督を迎えたミランのパフォーマンスは不安の残るものだった。

そんな中、ムサは試合後にこう話していた。

「試合中、プレスをかけにいくべきか、その場にとどまるべきかで迷うときがあった。そのときは結局アグレッシブに行って後ろの選手に任せることにしてボールを回収できたけど、そこで奪いきれなかったときは相手をコントロールできなくて危険になった。その点は改善しなければいけない」

フォンセカ監督のサッカーがまだ浸透していないととれるムサの談話だが、マウロはそれがムサの戦術理解の問題だと指摘した。

「重要な言葉が一つある。バランスだ。もしあなたが監督で、自分のスタイルを押し付け、常にゴールを狙いたいならば、バランスを持たなければならない。つまり、ボールを持っていないときにどこにいるべきかを知っている選手が必要だ。だから、ミランの選手たちが特定の状況でどのように戦術を解釈するかが問題になる」

「すでに監督に責任があることは分かったが、選手たちにも少しは責任を負わせるべきだ。主要選手は、ボールがここにあるときはここ、この状況ならそこにと、どこに位置すべきかを教えなければならない。ムサがそう言ったなら、監督はもう使いたくないだろう。なぜなら、それは彼がこのレベルの選手ではないことを意味しているからだ」

フォンセカ監督の戦術が悪いのか、それとも実行する側の戦術理解が悪いのか。今後の改善に注目が集まっている。

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