パルマ戦では、トリノ戦とは違うミランをみたい指揮官
ミランは24日のセリエA第2節でパルマと対戦する。パウロ・フォンセカ監督の前日会見の様子を『MilanNews』が伝えた。
今週の練習は？ 新戦力の適応は進んでいるのか
「非常に良かった。ただ、選手たちは異なる段階にあり、全員が同じ時期に到着したわけではない。フィジカルコンディションが良い選手もいれば、まだ整っていない選手もいる。とにかく、充実した一週間だった」
アルバロ・モラタの代わりは？ ノア・オカフォーかルカ・ヨビッチか？
「正直に言うと、明日はオカフォーが出場する。トリノ戦とは異なる試合になる。高い位置でのプレーを望んでいる。オカフォーは今週良い反応をして、彼の特性に合った試合となるだろう。だから、明日はノアが出場する。ルカは試合の別の局面で役立つだろう。明日は厳しい試合になると思う。だからオカフォーを起用するよ」
タイアニ・ラインデルス、テオ・エルナンデス、エメルソン・ロイヤル、ユスフ・フォファナの状態は？
「彼らは異なる段階にある。ラインデルスとテオはフィジカルコンディションが最高に近いが、エメルソンとフォファナは後から合流した。フォファナは長い間1人でトレーニングしていたね。彼らにはもう少し時間が必要だ」
パブロビッチが先発する可能性は？ どんな試合に期待しているか
「あり得る。試合については、トリノ戦の前半とは違うチームでなければならないことは明らかだ。ミランはどのチームに対しても、トリノが持ったような最初のビルドアップフェーズを許してはいけない。だから、違うチームを期待している。後半は非常に良くなったと思うが、もっと一貫性が必要で、5分間だけ燃えるようなプレーではダメだ」
フランチェスコ・カマルダはチームに帯同するのか
「ノーだ。我々は若手にも注意を払っている。彼らはプレシーズンでプレーしたが、彼らが異なる時期にいることを理解しなければならない。若手には才能があり、正しいタイミングでプレーさせる必要がある。彼らが成功するための条件を整える必要があるが、今はまだそのプレッシャーを与える時期ではないと思っている。彼らは我々とともにトレーニングしているが、出場させるのは適切なタイミングで、と思っている。今はその時期ではない」
ラファエル・レオンはもっとゴールに近づくべきか？
「両方の役割をこなすことができる。ボールが反対サイドにあるときは、もっとゴールに近づくべきだろう。これはラファが理解すべき重要なことだ。彼は自分の成績を向上させる可能性がある」
移籍はあり得ないか？
「昨日、我々のCEOが話した内容は非常に良かった。ラファはこのチームにとって非常に重要な存在だよ」
モラタの負傷
「彼には小さな問題がある。大きな問題ではないが、試合前に何かを感じたので検査を行った。しかし何も見つからなかった。彼を先発させるかどうか迷ったが、リスクを冒したくなかった。モラタには少し慎重になった。彼はプレーしたいと言っていたが、メディカル部門と相談し、90分間や60分間プレーすることはリスクがあると伝えた。彼は大丈夫だと言い、30分間プレーしたという流れだ。選手が遅れて到着してプレーさせるときに問題が生じることがあるが、それでもこの状況はうまく管理したと思う」
パルマで警戒すべきはウイングか
「そうだ。彼らは非常に強いアイデンティティーを持つチームであり、守備的にもカウンター攻撃でも非常に攻撃的だ。ウイングはとても危険で、ボールを失ったときにカウンターをさせないように注意する必要がある。彼らは非常にアグレッシブで、難しい試合になることは間違いない」
さらなる補強を期待しているか
「これまでクラブは素晴らしい仕事をしてきたと思う。ミランのようなチームは常に改善の機会があると思う。何が起こるか見てみよう。しかし、クラブが連れてきた選手たちには非常に満足しているよ」
