トッテナムからようやく到着
ミランは12日、トッテナムからエメルソン・ロイヤルを獲得したことを正式に発表した。契約期間は2028年までとなっており、さらに1年の契約延長オプションが付いている。背番号は22に決定。移籍金は1500万ユーロと伝えられている。
ミランはこの夏にもともと右サイドバックを狙っていた。その上、アレッサンドロ・フロレンツィが負傷を抱えたため、補強が必須となっていた。長い交渉の末に、ようやく移籍が完了している。
なぜ、エメルソン・ロイヤルの獲得に時間がかかったのだろうか。ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は『イル・ジョルナーレ』でその理由を語っている。同記者は、「クラブの考え方の違い」と指摘し、「トッテナムにはダニエル・レヴィというプレミアリーグで最もタフな交渉相手がいる。ミランはミランで、予算や100万ユーロというところにも細心の注意を払うクラブ」と話した。
背番号は22
エメルソン・ロイヤルは22の背番号を選んだ。ミラニスタにとってカカーの番号として特別なものと言えるだろう。カカー以降のミランの22番の歴史は以下のとおり。
2002〜2009:カカー
2009〜2010:マルコ・ボリエッロ
2010〜2011:ブルーノ・モンテロンゴ
2011〜2012:アントニオ・ノチェリーノ
2012〜2013:ボージャン・クルキッチ
2013〜2014:カカー
2014〜2015:アレッシオ・チェルチ
2016〜2017:ガブリエウ
2017〜2021:マテオ・ムサッキオ
2021〜2023:マルコ・ラゼティッチ
2024〜:エメルソン・ロイヤル