パウロ・フォンセカ監督も高評価
ミランは、アレクシス・サレマーカーズの評価を改めつつある。『MilanNews』が2日に伝えた。
昨年夏にボローニャへレンタル移籍したサレマーカーズは、シーズンを通して一定の活躍を見せたものの、完全移籍オプションが高額だったため、夏にミランに戻ってきている。
ミランは新シーズンに向けたチームを編成する上で、サレマーカーズを放出候補に入れていた。1500万ユーロ程度の移籍金で手放す方針と言われていたが、レスター・シティなどからの関心が話題になったものの、ミランが望んでいたようなオファーは届かず、ミランでプレシーズンを過ごすことになっている。
ミランにとってはあまり喜ばしくない状況だったはずだが、サレマーカーズはしっかりと準備を続けた。夏に代表としての日程があった選手たちはまだ不在だったことも影響してプレシーズンマッチに起用されたサレマーカーズは、見事な活躍を披露。マンチェスター・シティ戦やレアル・マドリー戦では先発でプレーして好印象を残した。
パフォーマンスに加えて、献身的な姿勢もパウロ・フォンセカ監督に評価されているという。複数ポジションをこなせる柔軟性もあるため、指揮官はもう虜になっているようだ。マンチェスター・シティ戦のあとにフォンセカ監督は「複数ポジションができるから、監督としていてもらいたいタイプの選手だと思う。彼は自信があるし、彼がチームにいてくれたらうれしいよ」と、サレマーカーズについて好意的なコメントを残していた。
ミランが放出しかけたサレマーカーズは、チームにとって必要な戦力となるだろうか。
