ウディネーゼは接触認める
ミランがウディネーゼのラザル・サマルジッチを獲得するための動きを強めている。
『メッサジェーロ・ヴェネト』によると、ミランのディレクターであるズラタン・イブラヒモビッチが、サマルジッチの父と直接会談を行った。ミラン側は年俸400万ユーロの5年契約をオファーしたようだ。この中にはエージェンシーへの手数料100万ユーロも含まれているという。サマルジッチ側はこの提示に好感を持っているようだ。
ただ、ウディネーゼとの交渉はまだまとまっていない。主な問題は2つあるという。
まずは、ミランがサマルジッチを手放した際にウディネーゼに支払う金額の割合だという。そしてもう1つは、この移籍でミランがウディネーゼに支払う移籍金だ。ウディネーゼの要求は2500万ユーロで、ミランは値引きを狙っている。ウディネーゼは、ロレンツォ・コロンボ、ケヴィン・ゼローリ、ダヴィデ・バルテザーギのうち1人を条件に含めることを望んだが、これにミランはノーと返答し、まだ交渉は続くことになった。
ウディネーゼのジャンルカ・ナニTDは23日、『スカイ』のインタビューに応じた。その中でサマルジッチについて問われると「我々としては残したいが、適切なオファーがあれば検討する」とコメント。「ミランとはコンタクトを取ったが、現時点で正式なオファーは届いていない。いまは交渉しておらず、彼が残ることになれば我々としてはハッピーだ」と述べた。