パブロビッチとサマルジッチの獲得を目指す
ミランが移籍市場で活発に動いている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は19日、一面でストラヒニャ・パブロビッチとラザル・サマルジッチの獲得に言及し、「ミラニッチ(MILANIC)」と見出しを付けた。
まず、守備補強で注目されているザルツブルクのパブロビッチについて。こちらはザルツブルクとの契約が2027年まで残っており、移籍金は安くない。実際、ザルツブルクの要求額は3000万ユーロだという。ただ、ミランは2000万〜2200万ユーロ程度で交渉をまとめられる自信があるとのことだ。
ミランは選手本人とすでに合意しており、年俸140万ユーロの5年契約で話はついている模様。クラブ間交渉は来週大きな動きがあるものとみられている。
昨夏インテル行きが話題になったウディネーゼMF
もう1人の「IC」は、サマルジッチだ。昨年夏にインテルへの移籍が話題になったウディネーゼMFの交渉は、まず代理人を務める父から攻略するつもりで、来週にもカーザ・ミランで直接会談の予定だ。
ミランは中盤補強としてモナコのユスフ・フォファナを狙っているが、こちらはサマルジッチ獲得とは無関係とみられている。同紙の予想メンバーでフォファナは当然ボランチだが、サマルジッチは4−2−3−1の2列目のセンターに置かれた。
ミランの理想としては、フォファナ獲得を1500万ユーロ程度で抑えた分で、サマルジッチも引き抜きたい考えとみられている。