チェルシーは3000万ユーロ程度で放出か
ベルギー代表のFWロメル・ルカクをめぐって、ミランとナポリで激しいバトルになっているようだ。『スカイ』が26日に伝えた。
前日から報じられるようになったルカクのミラン行きだが、ミランはこの取引を真剣に考えているという。ただ、チェルシーはレンタルでの放出には消極的で、完全移籍で手放したい意向だ。契約解除金は4400万ユーロだが、チェルシーは3000万ユーロ程度であれば手を打つ可能性があるとみられる。ミランはレンタルにせよ完全移籍にせよ、ルカクに給料面を下げてもらう必要があり、金銭面が最大のネックとなっている様子だ。
以前からルカクを狙っているナポリは、去就が不透明なビクター・オシメンの存在がネックとなっており、具体的な話に入れていないようで、ミランが一気に引き離す可能性もある。
ナポリが持っている最大のアドバンテージは、インテル時代に築いたアントニオ・コンテ監督との師弟関係で、指揮官の信頼が交渉を左右するかもしれない。
敵・味方問わず注目を集めているルカクの去就は、どのような形で決着がつくだろうか。