ザークツィー獲得が進まず新展開か
ミランは、ロメル・ルカクの獲得を真剣に検討しているのかもしれない。26日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、現状を伝えた。
ルカクがミランへ移籍する可能性は、25日夜に報じられて話題となっている。この詳細を『ガゼッタ』が報じた形だ。
ミランはジョシュア・ザークツィーの獲得が進んでおらず、ほかの候補を挙げているものとみられる。そこで浮上したのが、2023/24シーズンにローマでプレーしたルカクだという。
ルカクはチェルシーとの契約が2年残っており、ミランは完全移籍で獲得することはできない。レンタルでのみ動ける立場だが、ローマでも年俸750万ユーロを受け取っていたため、簡単に出せる額ではない。
ベルギー代表のルカクは現在、将来の決断をEURO2024終了後に先送りにしているため、すぐに結論が出ることはないという。ただ、ルカク本人はミラン行きの可能性を了承しているとのことで、クラブ間で話が進めば、一気に動くかもしれない。
ミランとチェルシーの間では、近年多くの取引が実現した。フィカヨ・トモリ、オリヴィエ・ジルー、クリスチャン・プリシッチ、ルベン・ロフタス=チークなどがチェルシーからやってきた選手だ。
ルカクは元インテルのプレーヤーだが、昨年夏にケンカ別れの形になっているため、この点が障壁になることはない。ルカクがミラノに戻ってくることはあるのだろうか。