問題はオファーのタイミング?
ミランはこの夏にラファエル・レオンを手放す可能性があるという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が20日に伝えた。
ラファエル・レオンに対しては、サウジアラビアとパリ・サンジェルマンから強い関心があるようだ。
サウジアラビアでは、アル・ヒラルが強い関心を示しているという。父のアントニオが仲介者を通じてサウジアラビアのクラブと接触しているとのことで、主にアル・ヒラルの本気度を探っているようだ。
また、パリ・サンジェルマン行きもあり得るという。こちらはキリアン・エムバペが退団してレアル・マドリーに加入するため、後釜になる大物を探しており、その候補にラファエル・レオンが挙がっているようだ。
1億ユーロ以上なら交渉か
ミランは昨年、ラファエル・レオンの契約を延長した。2028年までの新契約には、1億7500万ユーロの契約解除金が設定されている。
ミランとしては、1億ユーロ以上であれば交渉の席につく意思があるとのこと。ただ、サウジアラビアのクラブが正式オファーを出せるのが7月末から8月上旬になるとみられており、そうなると代役の確保に十分な時間がとれないことは懸念材料だとされている。
ラファエル・レオンが移籍となると、ミランの補強プランが大きく変わることは避けられない。クラブを揺るがすようなオファーが届くのか。今後の動きに注目だ。