買い手は現れるのか
今夏のメルカートでチームが大きく変わる見通しのミランは、余剰戦力の放出も必要だ。『MilanNews』は19日、ディボク・オリジとフォデー・バッロ=トゥレに言及した。
2人は2023/24シーズンにそれぞれレンタルでプレミアリーグのクラブに加入した。しかし、オリジはノッティンガムで20試合に出て無得点に終わり、バッロ=トゥレは6試合出場、それもわずか71分間のプレーと散々なシーズンで、当然完全移籍オプションの行使は見送られた。そのため、再びミランの選手となっている。
ミランはすでに、2人の代理人に対して、新しいクラブを探すように伝えているという。ミランとしては、可能な限り移籍金を引き出したい方針のようだ。
その上で良い話があれば交渉するつもりでいるものの、現時点で良い話は届いていない様子。このまま進むと、まずはミランでプレシーズンをスタートさせて、メルカートの動きを見守ることになる。
とはいえ、近年の働きを考えると大金を投じて獲得するクラブが出てくる望みは薄いはずで、そのうち契約解除の話も出てきそうだ。特にオリジはチームでもトップレベルの高額年俸を受け取っているため、移籍金が得られないとしても、手放すだけで大きな節約になる。