シモン・ケアーの後釜になれるのか
ミランが、ウニオン・ベルリンで活躍するディオゴ・レイテを獲得するために動いているようだ。ポルトガル出身のセンターバックで、パウロ・フォンセカ監督の戦術にフィットする人材と期待されている彼はどんな選手なのか。イタリアメディアの報道をもとに紹介する。
プロフィール
ディオゴ・レイテ(Diogo Leite)
生年月日:1999年1月23日(25歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:センターバック
身長:190cm
これまでのキャリア
ディオゴ・レイテはポルトガルのポルトで生まれ、9歳でFCポルトの下部組織に加入した。ポルトのアカデミーで成長を遂げて順調にカテゴリーを上げていき、U-17ポルトガル代表としても活躍。UEFAユースリーグでは優勝を果たした。
2018年にはポルトのトップチームでデビューした。しかし。定位置確保には至らず、2021/22シーズンはSCブラガへレンタル移籍してリーグ戦23試合に出場。その後、2022年夏にウニオン・ベルリンへ完全移籍し、さらに評価を高めていった。
プレースタイル
ディオゴ・レイテは、現代的なセンターバックとして評価されている。190cmの長身を活かし、空中戦での強さが際立っている。また、左利きというのも強みでビルドアップや長短のパスも得意だ。特に、ディフェンスラインからの正確なフィードはチームの攻撃の起点となることが多い。
守備面では、先読みの鋭さとタイミングの良いインターセプトが特徴で、相手の攻撃を早い段階で潰すことができると評価されている。
マメ知識
- U-16からポルトガルの各世代別代表を経験。2018年、19歳のときにU-21代表デビューを果たし、2021年にはUEFA U-21EUROで準優勝を経験している。
- A代表でのプレーはまだだが、カタールワールドカップの予備メンバー55人に入った。2023年3月のルクセンブルク代表戦ではベンチ入りしている。
- ウニオン・ベルリンでは、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。
※ソースは『calciomercato.com』『pianetamilan.it』『pazzidifanta.com』
新生ミランにフィットするのか
1500万ユーロ程度の移籍金で獲得できるとみられるディオゴ・レイテは、25歳と決して若いわけではない。ただ、フォンセカ監督のスタイルに適応するということが期待されている。本当にイタリアにくるのか。今後の動向に注目だ。