アルフォンソ・デイヴィスの去就次第か
ミランは今夏の移籍市場でテオ・エルナンデスを手放すのではないかと言われている。このカギを握るのが、レアル・マドリーになるかもしれないと、10日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
テオ・エルナンデスを獲得できるのはトップクラブに限られる。その中で実際に動く可能性のあるクラブとして、バイエルン・ミュンヘンが挙げられているが、現時点ではアルフォンソ・デイヴィスがいるため、積極的な動きではない。
ただ、アルフォンソ・デイヴィスはバイエルンとの契約が残り1年となっており、レアル・マドリー行きが噂になっているところ。チャンピオンズリーグ優勝クラブがアルフォンソ・デイヴィスを獲得するなら、バイエルンはテオ・エルナンデスで穴を埋める可能性があるという構図だ。
バイエルンはすでにオファーを用意しており、テオ・エルナンデスは条件に満足しているという。ただ、ミランとの合意には至っていない。アルフォンソ・デイヴィス放出でバイエルンが移籍金を引き上げれば、一気に話が動く可能性がありそうだ。
フロレンツィは不透明
テオ・エルナンデスの移籍が不透明なことの影響を受けているのが、アレッサンドロ・フロレンツィだという。
フロレンツィはパウロ・フォンセカが指揮していた時代にローマで重宝されずにレンタルでクラブを離れていた。そのため、新体制でも厳しい立ち位置になることが予想される。ミランと新指揮官は数日中にフロレンツィについても話し合う予定だが、テオ・エルナンデスの去就が決まらないうちは、動きにくいかもしれない。