アタランタもボローニャもオプション行使に難色
ジョシュア・ザークツィーの獲得が注目されているミランは、資金捻出の動きも進んでいる。シャルル・デ・ケテラールとアレクシス・サレマーカーズの状況について、9日に『MilanNews』が取り上げた。
シャルル・デ・ケテラール
アタランタへのレンタルでブレイクしたベルギー代表アタッカーは、当然アタランタが完全移籍での獲得を希望している。完全移籍オプションは2300万ユーロ+ボーナスで、売却時に移籍金の1割を支払う条件も加えた。アタランタは値引きを求めているが、ミランは応じる意思がなく、事前に決定した条件以外は認めない方針。アタランタが値引きにこだわるのであれば、ミランに復帰させてから売却するという方針もちらつかせているようだ。
アレクシス・サレマーカーズ
レンタル先のボローニャで活躍して評価を高めた。ボローニャはチャンピオンズリーグ出場権を手にしており、選手層を厚くする必要性もある。ただ、現時点で1200万ユーロの完全移籍オプションが行使されるかは不透明。全てはヴィンチェンツォ・イタリアーノ新監督が必要とするかどうかだという。同メディアによると、ボローニャは移籍金が高いため、買い取りを断念する可能性が高いとみている。
3500万ユーロを確保できるのか
2つの完全移籍オプションが行使されれば、3500万ユーロを手にすることができるミランだが、そんなシンプルな交渉ではない模様。ミランが改めて売り手を探すことになる可能性もありそうだ。