ミランの元主将であるMFリッカルド・モントリーヴォが、正式に退団を報告した。自身のSNSを更新している。
2012年にミランの一員になったモントリーヴォは、キャプテンマークを巻くなど、プレーだけでなく、リーダーとしての資質も高く評価された。しかし、2018/19シーズンは公式戦でのプレーがゼロ。スタジアムでファンに別れを言う機会もなく、クラブを去ることになった。
モントリーヴォは最後までミランへの忠誠を尽くしながらも、苦しい胸のうちを記している。
「7シーズンにわたって、この栄光あるユニフォームで過ごした…。4年間はキャプテンマークを巻いた。それから、キャプテンマークをとられ、僕は息をしなかった…。ピッチに1分すら立つことができず、僕は息をしなかった。みんなに自分のスタジアムで別れを伝えることもできず、僕は息をしなかった」
「その全ての息を、『ロッソネーリのティフォージ、ありがとう』と叫ぶために使う。それは主将として、そして傷ついた男としてだ。でも、頭は上げたままだ。僕はプロとして、常にやれることをやってきたという自負がある。傷は癒着するもの。ユニフォームへの愛情は永遠に…フォルツァ・ミラン」。