イブラヒモビッチとの関係も注目か
ミランが、ロメル・ルカクの獲得を検討している。5日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スポルトメディアセット』が報じた。
かつてインテルでプレーしたベルギー代表FWは、ローマへのレンタルが終了し、現在は所属元のチェルシーに戻っている。
前線補強に動いているミランだが、ルカクはまた別枠という扱いのようで、『ガゼッタ』によると、ベンヤミン・シェシュコ、セール・ギラシ、サンティアゴ・ヒメネスといった若手有望株の獲得と並行して進めていく方針とのこと。ミランはレンタルでの獲得を希望しているが、アントニオ・コンテ監督が就任するナポリも獲得に興味を持っているため、簡単な取引にはならないはずだ。
『スポルトメディアセット』も、ルカク+若手1人という見解は同じだが、こちらは若手枠がフェイエノールトのサンティアゴ・ヒメネスだとみている。メキシコ代表FWが相対的に最も安く獲得できるため、ミランにとって魅力的な選択肢だと強調した。
同メディアはルカクとヒメネスの起用法にも言及しており、同時起用はあまり考えておらず、長いシーズンの中でセンターフォワードを使い分けていくのではないかとした。
『ガゼッタ』は、ミランがルカクを獲得する上で、インテル時代にズラタン・イブラヒモビッチと衝突したことにも触れており、当時話題になった問題が解決されるかもポイントと捉えているようだ。
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