スクデットに貢献したリーダーが去る
デンマーク代表のシモン・ケアーが21日、今季限りでの退団を発表した。『ミランTV』に対するコメントを『MilanNews』などが伝えている。
契約満了で退団となるベテランCBは、現在の心境を次のように語った。
「19歳でイタリアに来たとき、代理人にミランへ行きたいって言ったんだ。それが夢だったからね。そのときは叶わなかったけど、最終的には来ることができた。マルディーニとマッサーラが、苦境にあるチームで若手に手を貸してほしいって声をかけてくれたんだ。そのために力を尽くしたよ」
今後についても語っている。
「まずは3つのことに分かれるね。まだミランでの最後の試合が残っている。まだミランのユニフォームを着る機会があるんだ。そのあとはデンマーク代表としてEURO2024がある。いつだって代表はスペシャルだ。そして、それが終わったら次にプレーするところを探さないとだね」
「いま最も大事なのは、今週のことだ。ここに来られたのは夢だったし、誇りだった。みんなに感謝を伝えたい。ここは僕のクラブだ。僕の場所であり、これからもずっとそうだよ。僕のキャリアと人生で最も大きな喜びと満足感を与えてくれた。サッカー選手を辞めたら、ミラノに戻ってきて家族と一緒に暮らすことになると思う。だって、ミラノが僕たちの家だからね」
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