パオロ・マルディーニについてもマルコ・ジャンパオロについても正式な発表がまだのミランだが、新シーズンに向けたチームづくりは始まっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ジャンパオロ監督が率いることになれば、ミランのシステムは4-3-3から4-3-1-2に変わることになる。これにより、ルーカス・パケタがトレクァルティスタになることは明らかだ。ハカン・チャルハノールもこの位置をこなせる。ただ、サイドを担当していたスソ、ファビオ・ボリーニ、カスティジェホは戦術的な変更を余儀なくされる見通しだ。
一方で、2トップになる恩恵を大きく受けるのが、FWパトリック・クトローネになる。出番が少なく夏の移籍を検討していた同選手だが、クシシュトフ・ピョンテクのパートナーとして出番が増える可能性は高い。また、現ミランで唯一のレジスタといえるルーカス・ビリアも期待が高まりそうだ。