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「インテルがより優れていたというだけ」。ピオリ続投「アリ派」のサッキ

【写真】ph.FAB / Shutterstock.com

そのほかではデ・ゼルビに期待

かつてのミランの名将であるアッリーゴ・サッキが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で監督人事について話した。

2023/24シーズンにスクデットを争えず、ヨーロッパリーグでも準々決勝で敗退したミランは、ステファノ・ピオリ監督の退任が確実視されている。ただ、サッキは続投があり得る選択肢と考えており、次のように語った。

「私は、彼のミランでの経験はトータルで考えてポジティブだと思う。スクデットを獲ったし、ライバルよりもお金を使わずに観衆を楽しませた。その瞬間、みんなを驚かせたね。今季のカンピオナートを2位で終えるなら、それはインテルがより優れていたということだけだ」

「新戦力の獲得は、ピオリの選択なのかディレクターなのかという話はあるが、責任は半々だというのが私の考えだ。彼は時間をかけて成長してきた監督だね。間違いをしたのだろう。ただ、間違いを犯すのが人間であり、彼が続けることは、その場しのぎの選択ではないはずだ。彼は自分の間違いを認める謙虚さを持った男だよ」

ピオリ監督よりも優秀な指導者として、サッキは「クロップ、アンチェロッティ、グアルディオラ、コンテといったあたりが最高だ。ただ、そういった人をミランに呼べるとは思わない」とし、より現実的な後任候補として、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督を挙げた。

「若くて飛躍を望んでいて、すでに能力を証明している。そういったところで、ミランの候補にデ・ゼルビは挙がっているように思う。ウクライナで過ごし、世界最高峰のプレミアリーグも経験した。選手を育てることに長けているし、チームにアイデンティティーをもたらせる監督だね」

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