キャピタルゲインは上昇
ミランは夏のメルカートで大きな動きがあるかもしれない。『スカイ』は4月30日、「マイク・メニャンも含めて、放出不可能選手はいない」とした。
ミランの守護神は、クラブとの契約が2026年までとなっている。まだ時間があるとはいえ、現時点で契約延長交渉は進んでおらず、ミランは時間をかけて検討するつもりだという。
攻撃の起点にもなれるメニャンは、ミラニスタたちからの信頼が抜群だが、同メディアは今季のパフォーマンスが「普通」だとしている。さらに、この3シーズンでミランが戦った147試合のうち39試合がケガなどで欠場していることも気になる要素だとした。だからこそ、夏に良いオファーがあれば、放出もあり得るとしている。
メニャン獲得にミランが支払ったのは1600万ユーロだが、放出となれば4000万ユーロは得られる見込みで、ミランの経営にとっては大きなキャピタルゲインとなる。そのほか、テオ・エルナンデス、ラファエル・レオン、マリック・チャウ、イスマエル・ベナセル、ルカ・ヨビッチ、クリスティアン・プリシッチ、ルベン・ロフタス=チークといった選手もミランで価値を高めており、キャピタルゲインの総額は1億5000万ユーロに上るとした。
ミランは今季の結果で厳しい意見にさらされているものの、経営としてはポジティブなままだと『スカイ』は記しており、「ステファノ・ピオリの後任に誰がやってきたとしても、強固なレギュラー陣を期待できるだろう」と伝えた。