コンテは無理、本命はロペテギとフォンセカ?
ミランがステファノ・ピオリ監督との決別を決めたという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が19日、ウェブサイトで大々的に取り上げており、翌日の一面となる予定だ。
記事によると、予期せぬ事態が起きない限り、ミランは新体制への移行を決めた。ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグのローマ戦の敗北にクラブは失望しており、、たとえミラノダービーでインテルのスクデットを阻止したとしても、もう変わらないという。
ミランは若手育成に焦点を当てており、後釜候補は4人。その中でも特に有力なのが、フレン・ロペテギとパウロ・フォンセカだとした。すでに電話などでの情報照会は済んでいる。そのほかでは、クリストフ・ガルティエとマルセロ・ガジャルドをチェックしているようだ。
同紙はさらに、カギを握るのがズラタン・イブラヒモビッチだと主張した。ジェリー・カルディナーレが全幅の信頼を置いており、イブラヒモビッチはミランを栄光の時代に戻したいと語っていることから、ジョルジョ・フルラーニやジェフリー・モンカダとは異なる意見があるかもしれない。とはいっても、ビッグネームは難しいはずで、アントニオ・コンテのように、サラリーが高すぎる指導者は難しいはずだ。かつてユヴェントスとインテルで結果を残したことも踏まえると、現時点で非現実的な選択肢だ。
19日に『スポルトメディアセット』は、ピオリ監督の即時解任はないものの、ロペテギを後任の有力候補と挙げていた。ミランの監督交代は、これまでよりも現実味を帯びた話題になってきている様子だ。