センターバック3人でローマ戦とインテル戦へ
ミランは15日、セリエA第32節サッスオーロ戦でトラブルについて検査を行った。『MilanNews』が15日に伝えている。
後半の序盤に交代したシモン・ケアーは、検査の結果、筋肉の損傷は確認されなかったとのこと。それでも1週間ほど様子を見ることになったという。そのため、ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグのローマ戦には間に合わず、次節ミラノダービーも厳しい状況だ。
一方で終了間際に負傷した様子だったマリック・チャウは問題なく、ローマ戦に出場できる。GKマイク・メニャンが15日に全体練習をこなしたことも朗報と言えるだろう。
大きな敗戦には必ず…
ケアーが離脱したもののチャウは無事だったため、ミランはフィカヨ・トモリ、マッテオ・ガッビアと3人のセンターバックで今後の重要な試合を戦うことになる。
ただ、15日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が取り上げているとおり、チャウのコンディションは不安なところだろう。2月に復帰してから、シーズン序盤の安定感はみせられていない。その上、今季のチャウは、インテル戦(1-5)、ユヴェントス戦(0-1)、パリ・サンジェルマン戦(0-3)、モンツァ戦(2−4)、そしてサッスオーロ戦(3-3)と、シーズンの大きな敗北に全てかかわっている。