EURO2024前に決着の可能性も
ミランが、モナコのフランス代表MFユスフ・フォファナを狙っているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が2日、一面を使って伝えている。
フォファナは3月30日のリーグアンでメスと対戦したあと、『MilanNews』で「ミランは誰もが知っているビッグクラブだ」と、好意的に話していた。これはミラン専門メディアに対するリップサービスというわけではないのかもしれない。
『ガゼッタ』によると、ミランは夏の移籍市場でフィジカルが強い守備的MFを探しており、25歳のフォファナは打ってつけのターゲットだという。
モナコはフォファナを3000万ユーロと評価しているが、契約は2025年までとなっているため、2000万ユーロ程度で合意を取りつけられるのではないかとした。
同紙によると、移籍の決着は早い時期になる可能性がある。フランス代表のディディエ・デシャン監督は、EURO2024に集中するため、移籍の決断を早めに済ませるように選手たちに要求しているという。そのため、5月末から6月上旬にも取引がまとまるのではないかと記事は伝えた。
ただ、フォファナ自身はモナコでのプレーも大切にしており、まずは現在3位のクラブで来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得という目標に集中しているとのこと。リーグアンでやるべきことをやったあと、ミラン行きの話が進むかもしれない。