パヌッチはミランの2位を評価
かつてローマなどで活躍した元イタリア代表のクリスティアン・パヌッチが11日、『メディアセット』の番組でスクデットレースに触れた。
第28節まで終えたセリエAでは、インテルが勝ち点75で独走状態。勝ち点59でミランが2位、ユヴェントスが同58で3位となっている。
古巣2チームの優勝争いについて、パヌッチは次のように語った。
「現時点でミランはインテルより劣っている。そこに議論の余地はない。今季は誰も彼らを過小評価しておらず、シーズンの頭からみんなに優勝の本命とみられてきた。そして、ナポリは圧倒的な強さを見せた昨季に比べて残念なことになっている。そうなったら、イタリアでインテルに強いチームは誰? いないね」
「ミランはカンピオナートでとてもよくやっている。起用できるメンバーを考えると、2位は十分にあり得るだろう。ミランの今季は6.5点だ。カルディナーレは、カルチョを分かっていない。ミランより上の存在がいるだけの話で、なぜミランが首位になるべきだと言うのか。最強チームをつくったときこそ、ミランがトップに立つときのはずだろう」