日程、ピッチコンディションなどが影響か
ミランが調子を上げている。シーズン前半戦ほどケガ人が出ていないことは重要なポイントと言えるだろう。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、その理由を分析した。
ミランは10月に7回、11月に5回、筋肉系のトラブルで選手が離脱している。いまも戻ってきていないのは、(謎のマッティア・カルダーラを除いて)マリック・チャウ、フィカヨ・トモリ、ピエール・カルル、トンマーゾ・ポベガの4人だ。
だが、今年に入って筋肉系の負傷があったのはアレッサンドロ・フロレンツィの1件のみ。それもすでに回復済みで、大きなトラブルにはならなかった。
同紙は、その理由として2つの要因を挙げている。
まずは日程面で、チャンピオンズリーグがあった時期はコンディションの管理が難しかったとした。試合が週1ペースになったことが大きそうだ。
また、季節的なものも影響したとしている。10月から寒くなり始め、サン・シーロのピッチコンディションも悪化。そこに過密日程が重なり、ミランの負傷の多さにつながったとしている。
この理由では、過去のシーズンに比べてケガが多い理由や、同じサン・シーロを本拠地とするインテルとの差ははっきりとしない印象ではあるものの、ケガ人減少は間違いなくポジティブなことだ。シーズン後半戦はトラブルなしで過ごせるだろうか。