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ミラン、ザークツィーに惚れこむもライバルは多数。FW補強の候補は?

センターフォワードを渇望するミラン

ミランは夏の移籍市場でボローニャのジョシュア・ザークツィー獲得を最優先に考えているかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が30日に特集した。

今季ブレーク中のザークツィーは、以前からミランが興味を持っていると報じられてきた。第22節のミラン対ボローニャでもザークツィーは好パフォーマンスをみせており、「ミランの全員を魅了した」と同紙は記した。その上で、ミランの補強戦略に触れている。

ザークツィーは2022年夏にバイエルン・ミュンヘンから850万ユーロの移籍金でボローニャに加わった。このときの契約に将来の売却益のおよそ50%をバイエルンに支払う条件が組み込まれているという。バイエルンはこれだけではなく、4000万ユーロで買い戻せる条項も入れているそうだ。

ミランはザークツィーに惚れこんでおり、獲得に挑戦することはほぼ間違いないと同紙はみている。ただ、22歳のザークツィーは簡単に獲得できるものではないはずだ。現時点でバイエルンは結論を出していないものの、このまま活躍を続ければ、バイエルンが買い戻した上で、イングランド勢に売却するという選択肢もあるとした。

こうなると、ミランは争奪戦から脱落する可能性が高く、FW補強は難航するかもしれない。

『ガゼッタ』はそのほかに、ベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)、サンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)、ジョナサン・デイビッド(リール)、ビクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)も補強リストにいると伝えている。この中にミランの未来のエースはいるのだろうか。

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