コミッション料、EU圏外枠、関係者のプロ意識…
ミランはセルビア人のマティヤ・ポポビッチの加入が決まったものと思われていたが、実際は違うようだ。『スカイ』や『MilanNews』が10日に伝えている。
パルチザンとの契約が満了して9日にミラノ入りしたポポビッチは、ミラン加入を決断したとみられた。ただ、この話は破談になるかもしれない。
主な原因は、選手の代理人が要求している高額なコミッション料で、話し合いはうまくいっていない。『スカイ』はこれに加えて、始まったばかりの冬のメルカートで貴重なEU圏外枠を若手で埋めてしまうことをミランがためらっていると伝えている。
『MilanNews』は、コミッション料のほかに、代理人側の態度がミランを怒らせているとしている。選手関係者のプロ意識に欠けた姿勢が、ミランの動きを鈍らせたとした。
コミッション料は事前に分かっていたはずで、突然金額が大きく変わったという報道はない。この問題を直接の会談で取り除けると思ったのか、実際に会ってみて何かがあったのかは分かっていないが、トラブルが起きていることは確かなようだ。