ボルシア・ドルトムントに屈して追い込まれたミラン
ミランは28日に行われたチャンピオンズリーグ・グループF第5節のボルシア・ドルトムント戦を1-3で落とした。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
好評価:サムエル・チュクウェゼ、フィカヨ・トモリなど
『スポルトメディアセット』『TMW』『MilanNews』がそろって高い点数を付けているのは、サムエル・チュクウェゼやフィカヨ・トモリ。そのほかでは負傷で交代を余儀なくされたマリック・チャウも高めの評価だった。
チュクウェゼに6.5を付けた『スポルトメディアセット』は「チケット代に値するゴールを決めた。さらに、ジルーが外したPKを取ったのも彼。今夜のサン・シーロで唯一ポジティブなニュース。彼は殻を破りつつあるのかもしれない。ティフォージはそう願っている」と記した。
ヤシン・アドリはやや意見が分かれている。『TMW』『MilanNews』では6と好評価だったが、『スポルトメディアセット』では5の評価。ビルドアップの段階で下がりすぎてしまうことを指摘し、「チャンピオンズリーグではもっと多くのことが必要だ」と記した。
低評価:オリヴィエ・ジルー、ダヴィデ・カラブリアなど
『スポルトメディアセット』『TMW』『MilanNews』が最低点をつけているのはダヴィデ・カラブリアだった。
カラブリアに4を付けた『スポルトメディアセット』は「どちらのゴール前でもミスを犯した。バイノー=ギッテンスは彼にとって悪夢。そのうちの1回でPKを献上。ETCゲート:カラブリアは、ほぼ全て通過を許す」と酷評。『TMW』は4、『MilanNews』は4.5で、いずれも最低点だった。
そのほかでは、先制点の絶好機だったPKを失敗したオリヴィエ・ジルーも低評価で、カラブリアと同じか、0.5だけ差を付けている。
また、GKマイク・メニャンも珍しく低評価。カラブリアと並んでワーストタイの4.5を付けた『MilanNews』は「ドルトムントの2点目と3点目は彼らしくないミスだった」と記した。