神童が年上相手にオーバーヘッド
ミランは7日、チャンピオンズリーグ・グループステージでパリ・サンジェルマンに2-1で勝利した。プリマヴェーラもUEFAユースリーグでパリ・サンジェルマンと対戦して3-2で勝利を収めている。
この一戦で大きなインパクトを残したのは、15歳のフランチェスコ・カマルダだ。先発でピッチに立った新星は、1-0で迎えた10分に追加点を決める。右サイドからのクロスにバイシクルで合わせてゴール左隅にねじ込んだ。
後半になって追いつかれたミランは、後半アディショナルタイムに途中出場のディアゴ・シアが決めて3-2と勝ち越し、劇的勝利を飾った。
先輩たちに混ざってゴールを重ねる驚異の才能
15歳のカマルダがプレーしているプリマヴェーラは、主に18歳の選手で構成されている。3つ上の世代に混ざっている注目の若手は、今季これまでカンピオナート・プリマヴェーラで1ゴール、UEFAユースリーグで3ゴール、コッパ・イタリア・プリマヴェーラで3ゴールという成績だ。
なお、UEFA公式サイトによると、カマルダはパリ・サンジェルマン戦のあとでレッドカードを受けている。そのため、UEFAユースリーグの次節は欠場することが確実だ。
15歳のカマルダのバイシクル弾
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