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ミラン、会心のPSG撃破! チャンピオンズリーグ16強に望みをつなぐ

ミラン・シュクリニアルに先制点を許すも…

7日に行われたチャンピオンズリーグ・グループF第4節のミラン対パリ・サンジェルマンは、2-1でホームのミランが勝利を収めた。

ラファエル・レオンがサン・シーロに火をつける

チャンピオンズリーグで3試合無得点と厳しい状況のミランは、立ち上がりでつまずいた。開始9分、パリ・サンジェルマンがCKのチャンスを得ると、ニアでマルキーニョスがフリックしたボールを元インテルのミラン・シュクリニアルが頭で押し込んだ。

しかし、ミランは直後の反応が良かった。12分、カウンターでラファエル・レオンが運ぶと、左前方のオリヴィエ・ジルーにパス。ジルーのシュートはGKジャンルイジ・ドンナルンマに止められたが、こぼれ球をラファエル・レオンがオーバーヘッドで捉えて同点弾を決めた。

1-1で折り返した後半の立ち上がりにミランは逆転に成功する。テオ・エルナンデスがライン際から上げた鋭いクロスがファーのジルーにドンピシャリ。シュクリニアルに競り勝ったフランス代表FWがミランに逆転弾をもたらした。

その後はパリ・サンジェルマンが続々と交代カードを切って前がかりにくる形に。4-2-4の並びで超攻撃的に仕掛けてきた。ミランはサン・シーロの声援を受けて奮闘して粘る強い守備を見せる。終盤にはクリスチャン・プリシッチの負傷交代というアクシデントもあったが、最後まで耐え抜いたミランは、今季チャンピオンズリーグ初白星。グループ突破に望みをつないだ。

ミラン選手採点

高評価:ラファエル・レオン、オリヴィエ・ジルー

ミランは全体的に評価が高い。その中でもラファエル・レオンとオリヴィエ・ジルーの2人は高く評価されており、『スポルトメディアセット』『TMW』『MilanNews』の3メディアは、2人に7.5以上を付けた。

『MilanNews』はその中でもラファエル・レオンを評価しており、単独最高点となる8を付けている。「1対1でハキミを粉砕。パリ・サンジェルマンの守備を破壊した。サン・シーロの熱気を爆発させる同点弾を決めてゴールを祝福したが、次の瞬間にはサイドバックとしてプレー。信じられないような試合だった」と絶賛している。

『MilanNews』はジルーのほかにフィカヨ・トモリ、ルベン・ロフタス=チークにも7.5を付け、チーム全体が良かったことを強調している。

低評価:クリスチャン・プリシッチ

全体的に高評価ばかりのミランだが、クリスチャン・プリシッチは例外だった。『スポルトメディアセット』『TMW』で5.5、『MilanNews』で6といずれも単独でチーム最低点だ。

ケガからの復帰明けであることは前置きされているものの、『TMW』は「ピオリのシーズンの岐路ともいえる試合に先発。最も国際経験が豊富な選手だが、全く違いを生み出せなかった。キャプテン・アメリカは多くのミスをした。おそらく、多すぎた」と酷評している。

グループFの順位

今季チャンピオンズリーグ初白星のミランは、勝ち点を5に伸ばして3位に浮上。首位はボルシア・ドルトムントで勝ち点7、2位は同6でパリ・サンジェルマンとなっている。最下位ニューカッスルまで全て勝ち点1差という大混戦だ。

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