ナポリ戦は2-2のドロー
ミランは29日に行われたセリエA第10節でナポリと対戦し、敵地で2−2と引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
高評価:オリヴィエ・ジルー
『スポルトメディアセット』『TMW』『MilanNews』の3メディアがそろってオリヴィエ・ジルーに単独最高点で7.5を付けた。
ドッピエッタを達成したベテランFWについて『スポルトメディアセット』は、「ヘディングシュートを2度決め、正しいタイミングと優れたフィジカルで前半のミランをけん引した」と記している。『TMW』は「8試合ノーゴールは彼のようなストライカーには長すぎるが、得意のスタジアムで活躍した。交代することを望まず、勝利に貢献したがった」と、交代シーンにも触れている。
そのほかではクビチャ・クバラツヘリアと好勝負を演じたダヴィデ・カラブリアなどに高めの評価が付いた。
低評価:ペジェグリーノ、メニャン、ラインデルスetc.
そろって低評価なのは、ピエール・カルルの負傷で急きょセリエAデビューとなったマルコ・ペジェグリーノで、上記3メディアがそろって5を付けている。
『TMW』はマイク・メニャンに5.5と低く採点した。同メディアは「ジェノア戦で危険な飛び出しによる退場。この試合では24分にまた危ない飛び出しがあった。良い飛び出しになったがリスクも。ポリターノのゴールは仕方ないとしても、ラスパドーリのFKについては違う」とし、2失点目については対応が十分ではなかったと記した。
『スポルトメディアセット』は、ペジェグリーノに5を付けて単独最低点とした以外では、メニャン、テオ・エルナンデス、タイアニ・ラインデルス、ルカ・ロメロに5.5を付けている。
『MilanNews』の最低評価は5で、ラインデルスとペジェグリーノに付いている。ラインデルスについては、「3点差にする好機を外した。試合を決められた可能性のあるチャンスだったことは結果論だとしても、ナポリがそれを活かして追いついたのは事実。後半はパフォーマンスが落ちた」と指摘した。
そのほかではラデ・クルニッチ、ロメロ、ラファエル・レオン、テオ・エルナンデスに5.5を付けている。