チャンピオンズリーグで不振が続くミラン
ミランは25日のチャンピオンズリーグ・グループF第3節でパリ・サンジェルマンと対戦し、0-3で敗れた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
高評価:マイク・メニャン、ユヌス・ムサ
ミランは全体的に低評価だが、どのメディアでも比較的高い点数がついているのはGKのマイク・メニャンで、『スポルトメディアセット』は6.5でチーム単独最高点。『MilanNews』は最高タイの6で、『TWM』は5.5でチーム2位タイの採点を付けている。
『スポルトメディアセット』はそのほかにピエール・カルル、ユヌス・ムサを6とした。『MilanNews』はメニャンと並んでムサに6を付けている。『TMW』はラファエル・レオンが単独最高点で6だった。
低評価:テオ・エルナンデスなど
最低評価は意見が分かれるところだが、『スポルトメディアセット』と『MilanNews』はそろってテオ・エルナンデスを単独最低点の4.5を付けた。
『スポルトメディアセット』は「攻撃する度胸がなく、左サイドは沈黙。守備面も精細を欠いた上、デリケートな位置でボールを失うこともあり、パリ・サンジェルマンのカウンターの起点になった」と酷評している。
『TMW』はタイアニ・ラインデルスに単独最低点となる4.5を付けた。「ミランにきてから最低のパフォーマンスだったことは間違いない。パリ・サンジェルマンの先制点のときにワレン・ザイール=エムリをフリーにして、2点目のシーンではデンベレにやられた」と失点の責任を追及している。
ラファエル・レオンは意見分かれる
前述のとおり、『TMW』はラファエル・レオンを高評価している。同メディアは寸評で、「ニューカッスル戦でもドルトムント戦でも結局一番活発なのは彼だ。厳しい状況でも戦うが、砂漠で説法をしているようなものだ」と記した。
ただ、ほかの2メディアでは、ワーストまではいかないまでも、決して高い評価ではなく、どちらもラファエル・レオンに5を付けている。
『MilanNews』は、「イタリアの国境を越えると、彼は途端に平凡な選手に変わる。チャンピオンズリーグで1年間ノーゴール。ヨーロッパカップ戦では25試合で3ゴール。真のカンピオーネになりたいなら、キリアン・エムバペが示したような目に見える結果を出したい時期にきている」とした。