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ミラン、パリ・サンジェルマンに敗戦。チャンピオンズリーグ未勝利続く

韓国代表イ・ガンインにもゴールを許す

25日にチャンピオンズリーグ・グループF第3節のパリ・サンジェルマン対ミランが行われ、アウェーのミランが0−3で敗れた。

ミランは事前の報道どおり、右サイドバックにピエール・カルルを起用。ダヴィデ・カラブリアがベンチスタートとなった。

前半の入り方としてはまずまず。PSGとの力の差はあるものの、うまくいなしていった。ミランの攻撃にキレがなく、違いを生み出すようなシーンはなかったものの、0-0で試合が進んでいく。

それでも32分に均衡が破れた。タイアニ・ラインデルスが17歳のワレン・ザイール=エムリに中盤で剥がされると、キリアン・エムバペにパスが出た。PSGのエースは、迷わずフィカヨ・トモリとの1対1を選択。股抜きシュートを決める。

ミランは後半のスタートからカラブリアを投入。すでにカードをもらっていたマリック・チャウを下げてカルルをセンターにした。

後半の立ち上がりは、どちらが流れをつかむか揺れ動いた時間帯になった。48分にPSGが速攻からウスマン・デンベレがゴールを決めるが、マヌエル・ウガルテの守備のところでファウルがあったということで取り消しに。その直後にはミランがマイク・メニャンのフィード一発でチャンスをつくるが決めきれなかった。

そして、53分にゴールを決めたのはPSGだった。左からのCK。ペナルティーエリア左で短いパスを受けたデンベレがシュートを放つと、GKメニャンが弾いたボールをランダル・コロ・ムアニに決め、2点目が入った。

ミランはまだ時間があるものの、迫力のある攻撃を繰り出せない。頼みのラファエル・レオンもこの日はほとんど見せ場なし。

パリ・サンジェルマンは終盤に投入された韓国代表のイ・ガンインにもゴールが生まれ、ミランは0-3で完敗となった。

ミランはグループステージ3試合を終えて勝ち点2という厳しい状況だ。

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