ロカテッリが古巣からゴール
セリエA第9節のミラン対ユヴェントスが22日に行われ、1-0でアウェーのユヴェントスが勝利を収めた。
前半の主導権を握ったのはミラン。多くのパスをつないで押し込む時間が長く、試合を優位に進めた。第3GKのアントニオ・ミランテのパフォーマンスが気になるところだったが、ほとんど出番はない展開となる。
対するユヴェントスは守る時間が長かったものの、40分にターニングポイント。ティモシー・ウェアの縦パスを受けたモイズ・ケーンがワンタッチで裏に抜け出しかけると、ミランはマリック・チャウが後ろから引きずり倒した。これが決定機の阻止ということで一発退場となり、ユヴェントスは数的優位となる。
ミランはクリスチャン・プリシッチを下げてピエール・カルルをセンターバックに入れて対応。後半はユヴェントスが押し込んでミランが耐える形になる。
均衡が破れたのは63分。ユヴェントスは敵陣ほぼ中央で横パスを受けたマヌエル・ロカテッリが右足でシュートを放つと、ラデ・クルニッチに当たってコースが変わったボールがゴールに吸い込まれた。
ミランは終盤、ルカ・ロメロを投入して揺さぶりをかけてチャンスもつくったが、ゴールを奪えず。ユヴェントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督がかなり苛立つ様子もあったがなんとか逃げ切り、1-0で試合終了を迎えた。