元ミランMFは1年間出場停止の可能性と『ガゼッタ』
サンドロ・トナーリは、ニコロ・ファジョーリよりも重い罪になるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が18日に伝えた。
トナーリは17日、トリノ検察の聴取を受けた。15日にはイタリアサッカー連盟(FIGC)のジュゼッペ・キネー検察官と極秘裏に面会したという話もあるが、いずれにしても処罰はかなり厳しいものになる見込みだ。
およそ3時間半におよぶ聴取の中で、トナーリは自身の罪を認めており、捜査に協力的だという。17日に7カ月の出場停止という処分が決まったユヴェントスのニコロ・ファジョーリとここまでは同じだが、決定的な問題になっているのがスポーツ賭博に関してだ。
「トナーリはミランに賭けた」。同紙は一面にそう記しており、本人が取り調べで認めていると伝えている。これが事実でればスポーツ賭博の違反行為にあたり、規則上の処分は4年以上の出場停止だ。
ただ、ファジョーリと同様に捜査に協力する意思を示していることは確か。そこでトナーリに対する処分は1年の出場停止と6カ月の「代替時効」という形になるのではないかと『ガゼッタ』は予想した。ファジョーリが7カ月の出場停止と5カ月の「代替時効」となっており、トナーリの処分はより重いものになる見込みだ。