争点はミランの試合に賭けたかどうか
賭博スキャンダルで揺れるイタリア代表のサンドロ・トナーリは、どのような道をたどるのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が16日、一面で取り上げた。
同紙によると、トナーリはユヴェントスのニコロ・ファジョーリと同じ方向を目指す。つまり、知っている情報を検察に全て打ち明け、処分軽減を勝ち取ることだ。
トナーリ本人は操作に協力する姿勢でいるものの、全て話したからといって、処分が軽減されるとは限らないという。
検察が最も注目しているのは、トナーリがミランの試合で賭けをしていたかどうか。所属チームをベッティングの対象にしていた場合、減刑の余地はない。
現在は押収されたスマートフォンとタブレットから何が出てくるか調べている最中で、まずはその結果が待たれているところだ。
ファジョーリのきっかけもトナーリ?
『スポルトメディアセット』などによると、最初に捜査対象となったファジョーリは取り調べに対して、トナーリからのアドバイスで賭博に使うアプリをダウンロードしたと説明しているとのことだ。