プリシッチは低評価
ミランは4日、チャンピオンズリーグ・グループF第2節でボルシア・ドルトムントと対戦し、敵地で0-0と引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
高評価:センターバック
敵地でドルトムントと引き分けたミラン。高い評価を受けているのは、フィカヨ・トモリとマリック・チャウのセンターバックコンビだ。『MilanNews』と『TMW』は両者に7を付けて最高評価とし、『スポルトメディアセット』でも6.5でチーム最高タイの高採点となっている。
『MilanNews』はトモリについて「スクデットのシーズンのレベルに戻ってきた。警戒心が強く、読みも見事。一歩も譲らなかった」と称賛。チャウについては、「いい位置取りでフュルクルクとのデュエルにもボルシア・ドルトムントのファンにも勝った。さらに自信を深めている」と記している。
低評価:クリスチャン・プリシッチ
低評価についてはさまざまな意見があるものの、各メディアがそろって低い採点を付けたのはクリスチャン・プリシッチだった。上記3メディアが5で最低タイ評価としている。
そのほかではオリヴィエ・ジルーに『MilanNews』と『TMW』が5を付けているが、『スポルトメディアセット』では6が付いた。
ラファエル・レオンは上々
第1戦でUEFAのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれながらもほとんどのメディアで叩かれたラファエル・レオンは、この日もノーゴールだったが、評価は変わっている。どのメディアも6を付けた。
『スポルトメディアセット』は、「序盤は小さなミスが目立ったが、前半終盤から後半の序盤にかけて輝きを取り戻した。相手を混乱させるようなプレーが3、4回あり、彼の資質をアピールした」と記している。
カラブリアとポベガは?
中盤の緊急事態で出番が訪れたトンマーゾ・ポベガは、意見が分かれるところ。『スポルトメディアセット』は6.5で最高タイの高評価だが、『TMW』は5で最低タイだった。『スポルトメディアセット』は「交代するまで、彼がミランでもっともチャンスメイクをしていた。多少のミスはあったとしても、全体的にゆとりをもってプレーしていた」とした一方で、『TMW』は「出だしは良かったがすぐに調子を落とした。サポートの局面で正確性を欠いた」としている。
最低点ではないものの、前半に何度かピンチを招いたダヴィデ・カラブリアは『スポルトメディアセット』で5.5が付いたものの、『TMW』では6.5となっている。