プリシッチが再び躍動、アドリとオカフォーも評価高める
ミランは9月30日のセリエA第7節でラツィオと対戦し、2-0で勝利を収めた。イタリアメディアの採点を紹介する。
ベストプレーヤー
この日のミランは全体的に好評価となっている。『スポルトメディアセット』『MilanNews』『TMW』でいずれも7以上が付いているのはクリスチャン・プリシッチとラファエル・レオンの2人だ。
『MilanNews』はプリシッチをマン・オブ・ザ・マッチに選出して、「アドリと並んでミランのベストプレーヤーで、先制点で一段階プラス。足もとにボールが入れば必ずボールを預けた。偉大な選手特有の決定的な一発を決めるセンスがある。大きな拍手を受けて交代した」と記した。
『スポルトメディアセット』はラファエル・レオンに単独最高評価の7.5を付け、「前半はサッリの檻に閉じ込められたが、ラツィオがスペースをくれた後半に左サイドを破壊。プリシッチの先制点を演出し、オカフォーのゴールをアシストした。彼が動き出し、顔を上げたら、破壊につながる」とつづっている。
そのほかの好評価は?
最終ラインでは特にフィカヨ・トモリが好評価で、シモン・ケアーにも上々の評価が付いた。それ以外では、ヤシン・アドリが注目されている。『TMW』は7、『スポルトメディアセット』『MilanNews』は6.5を付けた。『TMW』は「サン・シーロで最初のチャンスを活かして気合いの入ったプレーを見せた。いつもどおりのクオリティーに加えて量もあった。スタンディングオベーションに値する働きだった」と記している。
そのほかではノア・オカフォーに各メディア6.5の好評価。途中出場で結果を残したことが高く評価されている。
ワーストプレーヤー
概ねミランは好評価で6以上がほとんどだったが、『TMW』はオリヴィエ・ジルーに5.5を付けている。
同メディアは「得意なエリアまでなかなかボールが入ってこないのは事実だが、チームメートが見つけられずにいるのもまた事実。試合を通してほとんど目立たなかった」とした。